チャットレディの経費とは、一体どれが当てはまるのか!?
迷える新人チャトレのシロちゃんと一緒にチャトレ先輩に聞いていきましょう!
【登場人物紹介】
新人チャトレのシロです♪先輩!よろしくお願いします
はーい!先輩チャトレのてんてんです。なんでも聞いてね♪
はじめに
「てんてんさんに教えてもらった通り、マネーフォワードで支出管理を始めたんですけど…」
「うんうん。どう?簡単だったでしょ?」
はい!すごく楽ですね。レシートをカメラで撮って、ちょっと修正するだけなので」
「それはよかった〜〜!一応、もう一度マネーフォワードMEのアプリを紹介しておくね」
「すっごく簡単ではあるんですけど、ちょっとわからないことがあって…」
「はいはい、なんだろ??」
「何をどこまで経費って言っていいか、皆目見当がつかないんです」
「オッケ、そしたら今日はそこらへんを詳しく話そう!」
経費とは
「これってやるお仕事によって違うものなんですか?」
「そうだね。そもそも経費って何かはわかってるかな?」
「えっと、確か【所得=収入ー経費】ですよね?」
「うん、その経費ってのはなんでしょうか!?ってこと」
「支出のことですか?」
「惜しい!経費っていうのは、『お仕事のために使ったお金』のことだよ」
「はっ!それはそうですよねw ちょっとよく理解してなかったです💦」
「OK、これで経費ってのが何かはわかったよね?」
「はい、大丈夫です。あ、ということは、チャットレディのお仕事のものを買った時のレシートがいる、ということ?」
「そうだよ〜。シロちゃんが使った支出全部じゃないからね?w」
「(危なかった・・・全部出しちゃうところだった・・・」
チャトレにとって経費になりそうなもの
「というわけで、まずは一覧をみてみよう!」
<経費になりそうなもの一覧>
- パソコンと周辺機器代
- 携帯端末代
- 通信費
- メイク道具費用
- 衣装費用
- 在宅なら家賃・光熱費
- アクセサリー
- 書籍、漫画
- お客様との会話のネタになるようなもの
- その他、チャトレのために使うもの
「なるほど、こうやってみるとわかりやすいです!」
「チャットレディが接客をするために必要なもの全部、経費として計上してOKなんだ。」
「じゃあ、これに当てはまるものは全部、確定申告のボタンONしていいんですよね!」
「そうだね、チャットレディのお仕事のために買ったものならね」
「はい!あ、でもプライベートで使ってるものもあるかも…」
「よし、じゃあ、もう一個言葉を教えよう!
【按分】って知ってるかな?」
「あん・・・ぶん?」
按分(あんぶん)について
「急に難しい言葉を出しちゃってごめんね。按分っていうのは、プライベートとお仕事で共通して使わざるを得ないものを、比率で分けてくださいね、ってことなの。」
「ん…っと?ちょっと…急に難しいです💦」
「もう少し、わかりやすく具体例を出してみるね!」
<按分の具体例>
チャットレディが自宅で配信している場合、
・チャット部屋(自宅内)
・通信費
・電気代
などは自宅のものを使わざるを得ません。
その場合、プライベートで使用している分と、お仕事で使用している分を分けて計算する必要があります。
例えば、チャット部屋を用意してやる場合は、家の広さに対してチャット部屋が何%あるのかを計算します。
1日に12時間30日、チャットをした場合、通信費と電気料金は全体の半分はお仕事に使用したことになります。
「えっと、そしたら、お仕事で使ったパーセントを計算しないといけないってことですか?」
「超絶厳密にやるとしたらそうなっちゃうね。」
「あの…ものすごくめんどくささがw」
「まぁ白色の場合はそこまで厳密にやらなくても大丈夫なことが多いし、計算が面倒すぎてそこにかける労力に対しての戻りは少ないからぶっちゃけ考えなくてもいいかも」
「よかった…」
「今回は、『按分っていう考え方で分けられる』っていうのだけ、知っておいてね♪」
「わかりました!メイク道具とかも、プライベートと一緒になっちゃってる場合はどうしたらいいでしょう?それも按分?」
「いっそのこと、チャット用のメイク道具と、プライベート用のメイク道具を別で用意する方が早いよね」
「確かに…そんな細かい話まで聞かれるのかと思って…」
「あまり聞かれることはないけど、ね。ちゃんとプライベート用とチャット用で分けておけば安心だよ」
「わかりました!お仕事用とプライベート用、ちゃんと分けておきます♪」
経費にできるか迷った時は
「衣装とかメイクは分けたし、パソコンもチャットでしか使わないことにしたし。端末も2台目を用意したし!パーフェクトです!!」
「おぉ、なんだか急にバッチリな感じになってる〜!」
「ところで、てんてんさん、接客のスキル向上のためにホストに行ったんですけど、それって経費になりますか?」
「んーーーーーー!!それは…怪しいな。ほんとにスキル向上のためだった?www」
「えーっと、じゃあお客さんに勧められた映画を見るために、アマプラ契約したんですけど、これは?」
「こいつは困ったなw 多分大丈夫かなとは思うんだけど、プライベートでみてることもあるんじゃ?と思われちゃうよね」
「こういうはっきりしないものは、経費にしない方がいいんでしょうか?」
「よしわかった、そしたらこの本をお勧めするよ!」
「増補改訂版 ズバリ回答! どんな領収書でも経費で落とす方法」単行本
「シロちゃんの支出一個ずつ説明するのは難しいからさ。この本を読んでみて!何がどうっていうのが詳しくわかるからね(アマゾンリンク貼ってあります)」
「わ!これを見れば、自分の支出の中で何が経費になるか、わかるってことですか?」
「だいたいはわかると思う。私もこの本は愛読してますよ♪意外と盲点があったりするし、安心して確定申告出せるようになったよ〜」
「早速ポチります!!」
「あとは、どうしてもの時は税務署に行って、税務署の係の人に相談するといいよ。それが一番確実!」
「税務署の人も話聞いてくれるなら安心ですね♪」
経費計上の際の注意点
「ひとまず、経費に関する書籍や確定申告の注意点の本もでてるから、読んでみるがいいと思う。書籍代も経費になるしね♪」
「書籍もですか!漫画もOKって書いてあったけど…」
「ただし!本に書いてあったから、とか、この記事に書いてあったから、と言って絶対に経費になるとは限らないよ」
「えっ!!そうなんですか?!」
「そこの判断は税務署がやるから、挿し加減は税務署の人次第なところもある。」
「そんなぁ…」
「どんなお仕事をしてて、っていうのも重要な情報になるよ。幅広く経費にできるように開業届にはお仕事の詳細をちゃんと書いておかないとね」
「はっ!そっか、もうそこの段階から考えておかなきゃってことですね!」
「くれぐれも嘘はついちゃダメ。正式にちゃんと【お仕事に使った】と言えるようにしておくことが大事だよ」
「それでもダメな時ってあるんですか?」
「知り合いのお店をやってる人で、税理士さんにお願いしてる人は、本当に仕事用だったのにダメって言われることがあったって聞いたことがある」
「そんな時はどうしたら…」
「その時は諦めるしかないかな。他のもので経費になりそうなものをピックアップするしかないね。」
「わかりました。何にせよ、嘘はダメ!そして、税務署に相談だ!ですね♪」
まとめ
いかがだったでしょうか?ひとまずは経費になりそうなもの一覧の項目をみて、それらを経費としておくと良いかと思います。難しい「按分」という言葉も出てきましたが、これについては軽く知識として知っていればOKです。
どうかな、と迷った時はご紹介した本などで確認したり、税務署の方に聞いてみるなどして、自己責任で行うようお願いします。
本日のおさらい
・経費とは、お仕事のために使ったお金
・絶対に嘘はつかない
・困ったら税務署に相談する
著者プロフィール
チャットレディ先輩 てんてんちゃん
チャットレディ暦7年。「今日のワンアクションが明日を作る!」 をコンセプトにコツコツと稼働&ロジカルな企画力で月に100万円獲得。ランカー入賞経 験もあり。1人でも多くのチャトレが無理せず楽に稼いで、思い通りの未来を創って欲しい、という願いから日々実践・探究した経験を発信しています。