たくさんのご要望がありました【確定申告】についての記事です。盛り沢山になっております。皆様の負担にならない、良き方法を選んでくださいね
【登場人物紹介】
新人チャトレのシロです♪先輩!よろしくお願いします
先輩チャトレのてんてんです。今日もよろしくね〜!
INDEX -目次-
確定申告とは チャトレも確定申告しなきゃな理由
「お疲れさまです。てんてんさん、なんかあちこちで確定申告がどうのこうのってみちゃって〜、ちょっと疑問に思ったんですけど、私は出さなくてもいいんですよね?」
「え?ちょ!シロちゃん、それは出さないと大変なことになるぞ?」
「えっ!なんでですか?だって開業届も出してないし、月100万円なんて稼いでないですよ〜?会社にもしてないし」
「そういう問題ではないのだよ・・・」
「そもそも、それ、出したら税金払わなきゃなんですよね?嫌ですよ、払いたくないもん〜!」
「おぉぉ・・・何てこった!学校の社会でも習ったでしょ?納税の義務!全国民にそれは課されてるから、逃れらんないよ〜?」
「私一人が税金払わなくっても大丈夫ですよね!それにいくらとられるのか分からなくて怖いし〜!自分のお金がなくなるのは嫌だもん!」
「や、まぁ、気持ちは分からなくないんだけど〜・・・そもそも、シロちゃん、確定申告って何かわからないでしょ?確定申告を出さなきゃいけない人はこういう人のことだよ」
*国税庁HPから引用(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/a/01/1_06.htm)
「れぉさん・・・全然読みたくないですぅ!!なにも頭に入ってきません!w」
「えー?もう、しょうがないな。超簡単にいうと・・・」
①会社に勤めている人・・・年末調整を出している場合は出さなくてOK
②毎年400万円以上年金をもらってる人
③退職金をもらったけど、会社に「申告書」を出してない人←これはチャトレ と関係ないけどw
④ざっくり言って年間20万円以上の所得がある人←チャトレ はこれに当たる可能性大!
「ね、年間20万円以上の所得?!え、私、月に20万円は稼いでる・・・あぁぁ終わった・・・」
「シロちゃんの場合、余裕で超えてる可能性があるよね。経費次第なところあるけど・・・あと、何も始まってもないのよw」
「せんせー!所得って何?」
「そっからかぁぁ!!えー、所得っていうのは・・・」
所得 = 収入(売上金)ー 経費
「んー・・・ってことは、入ってきた報酬の全額って意味じゃないんですね」
「そ。経費っていうのは、チャットのお仕事をする際に買わなきゃだったものの金額のことだよ」
「なるほど。ってことは、確定申告っていうのは、所得にかかる税金を割り出すために必要ってことであってます?」
「おお、察しがいいじゃないか!そういうこと!所得税ってのを国民は払わないといけない義務があるからね。」
「所得税ってきいたことあるから、それかなって。でも、余分に払うみたいな気持ちになっちゃう。黙っててもわかんないんじゃないの?って。」
「それがわかっちゃうんだよねぇ。だって、シロちゃんに報酬を支払ってるのは運営サイト→事務所でしょ?そこにバッチリ、シロちゃんにいくら払いましたよってデータが残るわけよ。」
「ちっ・・・余計なことを・・・」
「今まで見たことない悪い顔してるな…そんなわけで、ちょろまかせないんです。安心して!正直に提出すれば大丈夫。後からがっつり何倍もとられるよりはマシでしょ?」
「後からがっつりなんてことあるんですか!?」
「ちゃんとやらずに放置すると、数年後に『あなた、払ってませんよね!?』みたいな通知が来て、経費抜きの収入にかかる所得税を一括請求されちゃうんだ。」
「そ れ は こ ま る !」
「でしょ?だから、ちゃんと経費がこれだけありましたよ〜とか、収入はこのくらい、だから所得はこれでしたよ〜を国に提出する方がお得なの!」
「ふぁー!分かりましたよ〜〜💦でも、まずどうやって確定申告すればいいかよくわかんないですよぉ…」
確定申告書のやり方4選
「確定申告のやり方としては今のところ4つあるんだ」
- 書面で税務署に提出
- eTaxでWeb上から提出
- 確定申告アプリやサービスサイトを利用して提出
- 税理士に丸投げ
「4がいいな〜・・・全部やってくれるんですよね?」
「うん、まぁ、タダではないけどなw 税理士にお願いするお金も経費にできるから、いっぱい稼いでて、余力があるならそれが一番楽でしょうな。」
「ちなみに〜…自分でやればお金はかからないですか?」
「うん、自分でやる分には当然無料だよ。ちょっと労力はいるけどね。」
「自分で書くときの基本的な流れを教えて欲しいです!」
<確定申告の基本的な流れ>
①自分の収入と支出を記録する(レシートを取っておけ、というのはこういうこと)
②支出の中から「チャットのために使ったもの」とそうでないものを分ける
③電気代や通信費など、プライベートと分けにくい支出の按分を計算し(4割までがお勧め)、医療費などの公的文書は取っておく
④記録を見られる形にする(ノートや現金出納帳、家計簿アプリなど)
⑤記録したものから、計算して確定申告書を書く
⑥できたら税務署に提出する
「やば…レシート捨てちゃってるかも…💦」
「今からでもいいから、ちゃんと取っておくのじゃ〜!あと、ネット決済の場合はデータが残ってるはずだよ」
「青とか白とかいうのは?」
「まぁ、今回それを話すと長くなりすぎちゃうから、また別の機会に話すね。青でも白でも基本的にはだいたい同じ。青の方が複雑になるってことだけわかってればOKだよ。」
「白色の場合でも、同じ流れってことですね?」
「厳密には違うけど、やることは大体同じと思ってくれていいよ。稼ぐ金額がずっと月100万円とかなら青色申告にしたほうが得。じゃないなら白色でOKだよ。」
「ふむ。4つのやり方のうち、3つは自分でやるってことですよね?うーん、なにがどう違うのかわからない…です…」
「そうなそうな、じゃあ、一個づつ説明するよ〜」
書面で提出する手順
「まずは一番大変であろう、書面で提出する場合ね。確定申告書自体はそんなに面倒くさくないんだよ。面倒なのはその前準備なの。」
「前準備…さっきの基本的な流れでいうところの①〜④ですね。」
「そゆこと。そこまでできたってことで、これが確定申告書です」
令和4年用確定申告表https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/pdf/0022006-199.pdf
「このリンク、開いたら…意識飛びました…」
「そうな・・・飛ぶな。ここに全部の紙並べてあげたいんだけどちょっと多すぎて、無理なんよね〜。なので、チャトレが要りそうなやつだけ4枚載せます。それ以外は家を買ったり、被災した人用なので、一旦ここでは割愛します!」
第一表
第二表
収支内訳書(2枚)
「もう無理なんですけど…」
「わかる!わかるよ!これだけみるともう嫌になるよね。」
「本当に収支の記録してたら、大丈夫なのですか?不安💦」
「大丈夫!!収入と支出の記録をとって、年間の収入と支出の合計額を計算してあれば難しくはないのだ!チャトレとして書かなきゃいけないところはそんなに多くないからね」
<最低限書かなきゃいけないところ>
第一表 ・収入金額 アのところ ・所得金額 ①のところ ・所得から差し引かれる金額 13〜15と24、25、27、29 ・税金の計算 30、31と黄色いところ ・その他 青色申告の場合58 あとは必要に応じて ・還付される場合の受け取り場所 口座番号のところ
第二表
・所得の内訳
・右側の13、14、15の箇所
・あとは必要に応じて
収支内訳書(1枚目)
・右上枠
・①
・経費の箇所(詳しくは簿記についての記事にて説明します)と、17、18、21
・弁護士、税理士にお願いしたことがあれば、そこも(2枚目)
・売上(収入)金額の明細
・パソコンを購入した場合は、減価償却費の計算の箇所
・あとは必要に応じて
「難しい言葉が多すぎるぅぅぅ泣」
「そうだね。これについては正直、簿記の知識が必要になってくるんだ。」
「ぼ…き? 私の心がボキボキなんですけど…」
「まぁまぁ、一番楽な方法は後でちゃんと話すからね。書面の場合は、必要な書類を全部書いて、郵送か税務署に持っていくことで終わりだよ。どうしたらいいか分からない!って時は、税務署に相談だ!」
「他の方法も、こんな難しい感じですか?」
「よし、次は、今の書面よりはちょっとマシな、eTaxってやり方を紹介するよ〜!(ハードルが高すぎたなw)」
eTaxで提出する手順
「そもそも初めて聞くんですが、eTaxって何ですか?」
「要するに、Web上から確定申告書を提出したり、納税できるシステムだね」
「おぉ!それは税務署行かなくていいし、郵送費もいらないですね!手で書くより簡単そう!できるかも!」
「うんうん。まぁ、金額を打ち込むって意味では書面と同じなんだけど、それよりは労力が少なくて済むかな。別途、必要なものもあるから、揃えておこう!」
eTax(国税電子申告・納税システム
https://www.e-tax.nta.go.jp/
eTax利用開始前に必要なもの
①利用者識別番号
②電子証明書
③マイナンバーカード
④PCからの場合はカードリーダー、スマホの場合はマイナンバーカードの読み取りに適した端末
「①と②は意味がわからないですけど、スマホとマイナンバーカードがあればいいんですか?」
「ざっくり言えばそうだね。①と②はeTaxを使う時に取得できるよ。取得方法は、以下のサイトをみてくれぃ!公式のものだから安心して〜」
eTaxの使い方ページhttps://www.e-tax.nta.go.jp/start/index.htm
「ここに書かれてる通りに進めればOKだから、書面よりは楽ちんだと思うね。注意点としては、マイナポータルアプリや、eTax(SP)のアプリを消さないってことくらいだね。」
「消すとどうなるんですか?」
「また来年、もう一回入れなきゃいけないじゃない?1年に一度しか使わないからさ〜、やり方とかも忘れちゃうし、利用者識別番号?暗証番号?なんだっけ?ってなっちゃうし。一つでも手間を省けた方がいいっしょ?」
「確かに。識別番号とか暗証番号って、どこかにメモっといた方がいいですかね?」
「どっちかっていうとその方がいいかもね。そのメモは誰にも見られないように、そこは気をつけてね。」
「eTaxのサイトの手順通りにやればなんとかなりそうだけど〜…でもどっちにしても、書く表は同じなんですよね?やっぱ日々計算してないとダメなのか…めんどくさいかも」
「そんなめんどくさがりちゃんのために(私もだが)、もっといい方法を教えよう!」
超絶簡単!マネーフォワードクラウド確定申告
「もっと簡単な方法…あるなら最初からそれを言ってくださいよー!」
「いやあ、まず、なんとなしに正式なやり方ってのは知っておいた方がいいかなってw ほら、ありがたみとか、あるじゃん?」
「ありがたみの問題なんですか?w」
「こんな大変なことを、ちょっとお金出せばやってくれるアプリがあるよってありがたい話っしょ?もちろん税理士さんに丸投げしてもお金はかかるけど、高額だからね。当然。」
「アプリなら、税理士より安いんですね!」
「安い!早い!ただ、面倒臭さを毎日ちょっと作業に分散できるって感じだね。ま、つべこべ言わずにこれを使ってみるといいよ〜」
「これが、簡単になるアプリ!!」
「このソフトで、確定申告の面倒な作業を自動化できるのじゃ!使い方としてはこんな感じ」
<マネーフォワードを使って確定申告する手順>
①マネーフォワードMEを使って、日々の収支を記録する
②確定申告の時期になったら、「マネーフォワードクラウド確定申告」のアプリをゲット
③アプリ内の指示に従って、マネーフォワードMEとマネーフォワードクラウド確定申告のアプリを連携する
④マネーフォワードクラウド確定申告アプリから操作し、MEのデータを送信して、必要事項を記入する
⑤マイナンバーカードを読み取らせて、eTaxとも連携。マネーフォワードクラウド確定申告アプリから、確定申告の各書類を送信できる
「ん!?待って!ってことは、計算を自分でしなくていいってことですか?」
「そう。マネーフォワードMEで、家計簿をつけるじゃん。で、項目ごとに確定申告に入れる入れないみたいなボタンがあるのよ。そこにチェック入れる作業は日々必要だけど、それをやっておくと確定申告書を自動で作ってくれるわけ!」
「え!え!ちょ、さっきの作業から考えると、すごい楽なんですけど!」
「そう、しかも地代家賃?とか減価償却費とかの用語を知らなくても、なんとかなるってぇこと!」
「画期的すぎて驚愕してる・・・・」
「でしょ?それがなんと、月額980円という破格!!」
「年額にしたら・・・12000円くらい?うーん、ちょい高いかなぁ?」
「マネーフォワードMEは無料で使えるよ。で、確定申告の方は、確定申告の時だけ課金すればいいじゃないか!」
「え!そんなのありなんですか?」
「我々チャトレは年に一回、確定申告すればいいからさ。1月とかにマネーフォワードクラウド確定申告に課金して、確定申告が終わったら一旦課金ストップすればいいよ」
「確定申告ってみんな年1回ではないんですか?」
「余談にはなるけど、法人の人は年に4回とか、毎月やるってところもあるね。そういう人にも使いやすいようになってるってことね。」
「なるほど。会社の人も使うってことですね」
「この場合もアプリは消さないように注意だけどね!年に一度だからまた入れればいいっちゃいいけど、データ消えちゃうこともあるだろうから、残しておこうね」
「はい!いや〜〜、すごいです、マネーフォワード。MEが家計簿で、クラウド確定申告って方が確定申告出す時に使うもの、って思っとけば大丈夫ですよね?」
「そそ。もう一回載せておくね。こっちがマネーフォワードME」
無料で始められる家計簿アプリ マネーフォワードME
(↑リンク)
「で、確定申告する時はこっちね。こっちは有料だよ」
無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告
株式会社マネーフォワード
「もし!経理とか会計とかが必要だ、とか法人にしたよって場合はこちら」
「マネーフォワードの他にもありますよね?こういう感じの、確定申告ソフト?っていうのかな?」
「あるよ!私としてはマネーフォワード一択!って気持ちだけど、人によっては合わないな〜ってこともあると思うので、他の確定申告アプリも紹介しておくね」
他にもある!確定申告を時短できるサービス
弥生の確定申告ソフト
会計ソフトとしては老舗の弥生。1年間無料で試せるっていうのが、とてもありがたいですね。個人事業主にも優しい設計。会計ソフトを使うことで、確定申告が楽になる、という流れです。
こちらも話題の確定申告会計ソフト。個人事業主向けサービスが充実です。システムとしてはマネーフォワードとにている部分もありますが、もう少しビジネス寄り。とはいえ、会計ソフトの中ではとっつきやすい方です。
税理士に頼む場合はこういうところを使ってみるのもいいかも
税理士に相談するなら、こちらの税理士ドットコムでも相談は無料でできますので、話を聞くだけ聞いてみるといいかも。
「これでちょっとは確定申告のことが分かったかな?」
「うん、なんとなくはわかりました。出さなきゃ後で損するなら、今年から頑張ってやってみようと思います!」
「あとは、何が経費になるのよ?とか、この項目はどうすれば!?とか、あると思う。でもね、臆さず一回やってみて、わからないところは税務署の人に聞いたりして勉強していこう」
「はい!これを機に、お金のことちゃんとしてみます!」
「いいと思うな、せっかく稼いでも、どこに行ったかわからんって感じだと、生活レベルも上がらないしね。何のために稼ぐのかも、はっきりできると思うよ!」
まとめ
今回は確定申告の大きな流れ、やり方についてのお話でした。細かい部分については言及ができませんでしたが、今後の記事でもっと詳しく解説します!
一緒に勉強していきましょう!
著者プロフィール
チャットレディ先輩 てんてんちゃん
チャットレディ暦7年。「今日のワンアクションが明日を作る!」 をコンセプトにコツコツと稼働&ロジカルな企画力で月に100万円獲得。ランカー入賞経 験もあり。1人でも多くのチャトレが無理せず楽に稼いで、思い通りの未来を創って欲しい、という願いから日々実践・探究した経験を発信しています。