
チャットレディは開業届を出さなきゃいけないのか!?
迷える新人チャトレのシロちゃんと一緒にチャトレ先輩に聞いていきましょう!
【登場人物紹介】
新人チャトレのシロです♪先輩!よろしくお願いします
はーい!先輩チャトレのてんてんです。なんでも聞いてね♪
はじめに

「そういえば、開業届ってださなきゃいけないのかなぁ?」

「ぉ?シロちゃん、悩んでるのかな?」

「あ、てんてんさん〜。なんか、チャトレの勉強してたら、開業届を出せってみたんですよね。でも、なんだか大ごとのような気がして。どのくらい稼ぐかもわからないのに・・。」

「だよねだよね。チャトレ始めたばかりの人って、プラスになるかもわからないのに急に開業届出せって言われてもって感じだろうし。」

「そうですよ〜。だってただのアルバイト感覚ですもん」

「わかるよ〜!でもな、開業届出しておかないと、結構損することになるんだよ」

「えっ!そうなんですか?」
開業届を出す理由

「うん。開業届を出すってことは、一個お店を持つって感覚だと思うんだけど、出さずにやるってことは、違法にお店を出して儲けるみたいなイメージなのだよ」

「違法!?ただ働くだけなのに?」

「それは困るでしょ?確定申告も出さないと、脱税ってことになるかもしれない。つまり、開業届は確定申告するためにも絶対提出が必要な書類ってこと。」

「うわぁ・・・そう言われるとちゃんとしておかないと後々困りそう!」

「ちなみに恥ずかしい話、私は見事に出さずにお仕事をしてしまって、後になってがっつり税金払いなさいっていう赤紙がとどきましてん。恐怖よ!!!その金額たるや!!」

「やっぱり後になってくるのか・・・ひぃぃ、税金で生活ままならなくなるのは困ります本当に!!」

「な の でちゃんと開業届を出して、確定申告をしておこうね。」
開業届の出し方

「とは言っても、開業届ってどこにどうやって出せばいいのかわからないです。」

「OK!じゃあ、まずは開業届を出す手順を教えよう〜!」
<開業届の出し方ステップ>
①必要な書類を揃える
②税務署に提出する

「これだけ?」

「これだけ。」

「なんだ!簡単じゃないですか〜。で、必要な書類っていうのは?」

「必要な書類はこれ!」
<開業届に必要な書類>
【マインナンバーカードを持っている場合】
● 個人事業の開業・廃業等届出書
● マイナンバーカード
【マイナンバーカードを持っていない場合】
● 個人事業の開業・廃業等届出書
● マイナンバーが確認できる書類(通知カードなど)
● 本人確認書類(運転免許証、パスポート、保険証など)

「マイナンバーカードを持ってる方が楽なんですね。」

「そだね。まだ作ってない人はこの機会に作ってもいいかもしれない。確定申告の時も素早くできるようになるから便利だし。作りたくない人は、身分証明書と通知カードがあればOK!」

「すぐできちゃいますよぉ、こんなの〜楽勝〜!」

「よし、じゃあもういいかな?帰りま〜す、おつかれ!」

「えっ!あ、てんてんさん、まって、『個人事業の開業・廃業等届出書』はどこで手に入れたら・・・」

「嘘嘘w まだ帰らんわwその書類は↓の国税庁のホームページからダウンロードできるよ」
[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続

「よかった〜。えっとこれをダウンロードして、印刷すればいいんですか?」

「そだね、印刷して手書きで書いてもいいし、PDFファイルを編集してもOKだよ。」

「なるほど。PDFファイルって編集できるんだ・・・」

「そだね。なので、自分がやりやすい方でOKだよ。手書きの方が慣れてる人なら印刷しよう。パソコン操作に慣れてるなら編集だね」

「ダウンロード!できました!」

「オッケー、じゃあその書類の書き方を伝授しまーっす!」
書類の書き方

「今日の最難関ですね・・・ごくり。オープン!」


「うーん!何回見てもアレルギー起こしそうやな!!」

「てんてんさん。もう嫌なんですけど・・・」

「わかるわかるwま、一個ずつかいてこー!」
<チャトレの場合の書き方>


「こういうのは一気にやろうとするから、わーん!ってなるのよ。まずは上半分からいこう!」

「あ、これなら急に楽そう!!」
①自分の住所を書く
②事務所の許可を取れたら自分の所属する事務所の情報を書く。許可を取らない、または取れない場合は空欄でよし
③自分の名前を書く、生年月日も書く
④マイナンバーの番号を写す
⑤職業名を書く
⑥屋号を書く

「①〜④は大丈夫なんですけど・・・⑤と⑥はどうすれば・・・」

「⑤の職業欄は「自営業」とか「インターネット配信業」でいいかな。屋号はいわゆるお店の名前ってこと。特になければ本名で大丈夫。源氏名も書かなくてOK」

「よし、それならできました!!」

「つぎ、後半いくよ〜!」


「もうつらい・・・!」

「大丈夫大丈夫、一個ずついく!!」
①開業にチェック
②事業所得にチェック
③チャットレディを開始した日を書く
④自宅でも通勤でも空欄でOK
⑤年間で利益を65万円以上出す人は「有」にチェック。それ以外は「無」にチェック。消費税〜の欄は「有」にしておく方がいい
*インボイス制度を理解しておくこと
⑥「インターネットを介した配信によるサービス業務」「悩み相談窓口」など、配信業務に関わりそうなものを書いておく

「てんてんさん、また⑤と⑥が・・・」

「そうねw⑤は、有にチェックをすると「青色申告承認申告書」と、「課税事業者選択届出書」も提出しないといけないね。」

「65万円の利益って、いくものなんですか?」

「ぶっちゃけいきなり青色申告(確定申告時に必要になる)は、すっごい大変だと思う。この辺は確定申告の話をするときに語るけど、まずは白色申告でも大丈夫。利益が大きくならなければ青色にする必要もないし。」

「じゃあ、月に100万円とか稼がないなら無にチェックでいいですか?」

「ひとまずはOKだよ。後から青色申告に変えなきゃってなってからでも遅くないよ。タイミングによるけどw」

「ぐぬぬ、難しい!けど、ひとまず白色にしときます!」

「あとは消費税〜のところだけど、これは「有」にして、届出を出した方がいいかなと思う。」

「インボイス制度ってなんですか?」

「関連記事にインボイス制度の漫画をつけとくから、そっちを読んでおいてね♪」

「わかりましたw 後⑥は・・・上の説明通りでいいんですか?」

「なるべく具体的にせぇ、と書いてあるからね。悩み相談、問題解決、占い、話を聞くといったサービスをしてるということがわかるように書けば大丈夫。」

「その下の給与うんぬんのところは?」

「チャットレディをやりながら、人を雇ったりしないよね?なので、ここは空欄でOK」
提出先のこと

「やったー!かき終わりました!!」

「よーっし!じゃあこいつを提出だー!!」

「あ、あれ?どこに?」

「国税庁のページをよく読むんだ!ww」
[提出先]
納税地を所轄する税務署長(事務所・事業所を移転する場合で、その移転前の事務所・事業所の所在地を納税地としていたときには、その移転前の事務所・事業所の所在地を所轄する税務署長)(税務署の所在地等については、国税庁ホームページの「組織(国税局・税務署等)」の「税務署の所在地などを知りたい方」をご覧ください。)に提出してください。
*国税庁ホームページから引用

「なんかもう、間のかっこが長すぎて意味わからないことに・・・まどわされるー!」

「納税地を所轄する税務署長に提出でOK!」

「ややこしいな・・・署長はどこにいるんですか!?」

「自分が住んでる地域の税務署にいるよぉ」
<提出先は税務署へ>
・郵送する
・税務署窓口に行く

「なんだ、難しくないじゃないですか〜もっと簡単に言ってくれたらいいのに〜」

「お国の文章って、誤解を生まないようにってめっちゃややこしくしてくるからねw 理解してあげてねw」

「じゃあ、私の住んでる市町村の税務署に郵送するか、その窓口に行って提出したら終わりですか?」

「うむ、おわり!開業届は2枚同じように書いておくんだよ。提出用と控え用。控えはちゃんと取っておくように。何かと使うことがあるからね。」

「はーい!!」

「よし!これでシロちゃんも立派な個人事業主だー!!」
本日のまとめ
・チャトレになったら開業届を出しておこう!
・届の出し方などは国税庁のホームページを見てみよう!
・控えはちゃんと取っておこう!
著者プロフィール

チャットレディ先輩 てんてんちゃん
チャットレディ暦7年。「今日のワンアクションが明日を作る!」 をコンセプトにコツコツと稼働&ロジカルな企画力で月に100万円獲得。ランカー入賞経 験もあり。1人でも多くのチャトレが無理せず楽に稼いで、思い通りの未来を創って欲しい、という願いから日々実践・探究した経験を発信しています。